
バッタってぴょんぴょん跳ねて可愛いイメージがあるよね。
だが、今回紹介するサバクトビバッタは可愛いなんてイメージはない。
なんと数百億の群れを作り、あらゆるモノを食い尽くすというのだ!!!

そんなにバッタいたら可愛くないでゲス‥。
しかも人間の暮らしにも被害を与えるのだ‥。
そんなとんでもない集団サバクトビバッタに迫ろうと思う。
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サバクトビバッタ
サバクトビバッタってどんな生き物?
バッタ目バッタ科。
体長は40~60mmほど。
アフリカ西武からインド北部に生息している。
数百億の群れを作る

元々、サバクトビバッタは一匹でつつましく生活している。
だが食べ物が少なくなってくると、エサを求めて幼虫が集まり始めるのだ。
そしてそこで集団で暮らすようになる。
問題はここから!
集団で暮らすようになったサバクトビバッタが産む子供は『相変異』という現象を起こして本来の姿とは違った姿で生まれてくるのである!!!

どういうことでゲスか?
つまり、より群れを作りやすい体となって生まれてくるということなのだ。
体の色も違うし、お互いを引き寄せるフェロモンなんかも出せるようになるんだね。
その姿を『群生相』という。

上が本来の姿で、下が『群生相』。
群生相となったサバクトビバッタは、なんと数百億もの群れを作ってエサを求めて移動するのである。
距離はなんと1日で100kmから200kmも移動すると言われている。
風に乗って移動するから凄まじい大移動ができるんだね!
しかも驚きなのが、
1日に自分の体重と同じ量の植物を食べるということ!!!
バッタ一匹分の植物なんて大したことないけど、数百億匹分だからね?
とんでもない量だ‥。
植物と名のつくものは何でも食べてしまい、こやつらが通った後は何も残らないのだという‥。
当然、人間の作った農作物も食い尽くされてしまい、大問題となっている。
これが実際のサバクトビバッタの大移動だ!
いや、もう吹雪みたいじゃんwww
こんな場面に出くわしたら、発狂せずにはいられないだろう‥。
アフリカに舞い降りた救世主
そんな人間に被害をもたらすサバクトビバッタを倒そうと一人の日本人が立ち上がった。

その名も‥
前野ウルド浩太郎さんだ!!!

カッコイイでゲス!!
彼はバッタ博士と呼ばれており、人間に被害をもたらすサバクトビバッタを倒すために一人アフリカへと旅立ったのだ。
外国を助けるために一人乗り込むなんて、我々日本人の誇りである。
サバクトビバッタの被害を少しでも小さくしてくれることを祈る。