コブラにもたくさんの種類がいるが、スピッティングコブラと呼ばれるものがいる。
コイツらは普通のコブラのように噛み付いて毒を注入するのではなく・・・
唾を吐くように毒を吹きかけてくるのである!!!
まさに毒霧。
その使い手の名はリンカルス。
毒霧はどれくらい危険なものなのか。
そして飛距離は?
詳しく迫っていこうと思う。
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リンカルス
リンカルスってどんな生き物?
有鱗目コブラ科リンカルス属。
南アフリカなどに生息している。
全長は1mほどと小柄。
普段は、カエル・ネズミ・爬虫類などを食べている。
毒を吹きかける
リンカルスの注目したい点は何と言っても毒を吹きかける習性があるところだ。
それは、狩りをするときに行うのではなく、人間や自分より大きな生き物に遭遇すると行う防衛行為なのだという。
その毒吐きの狙いは正確で、的確に相手の目に噴射してくるのだ!!
射程距離も2・5mと結構な範囲。
気付いたら毒霧浴びてたぜ。
なんてことにならないよう、細心の注意を払いたいものだ。
その毒は神経毒で、かなり強力。
くらえば痛み、吐き気、熱、めまいといった症状に苦しめられるという・・・。
目に入った場合、失明することもあるのだとか。
おぞましや・・・。
ちなみに飛ばさずに直接噛み付いて毒を注入することもできるらしい。
死んだふり
リンカルスには面白い習性がもう一つある。
それは死んだふりwww
毒を吹きかけても怯まない敵が現れたら、死んだふりをするのだw
毒で怯まないって相当な敵だけどね。
毒霧と死んだふり。
ここまで徹底して防御策を考えてるのがすごいぜリンカルス。