このアリ、ボールを持っているみたいじゃない?
でもこの丸い物体は実は、、
アリのお腹!!
ミツツボアリっていう名前のアリなんだけど、お腹が特殊な作りになっていてたっぷりの蜜を貯めておくことができるようになっている。
自分の体よりもおっきな食料をずーっと貯めてるなんてスゴイよね。
今回は、生きる食糧庫ミツツボアリについて紹介しようと思う。
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ミツツボアリ
ミツツボアリってどんな生き物?
アリ科ヤマアリ亜科ミツツボアリ属。
オーストラリアに生息している。
全長は、1~1.2cmだから普通のアリと同じくらいの大きさ。
ミツツボアリの特徴は、お腹に蜜を貯めておくことができるということ。
そのためにミツツボアリのお腹は特殊な構造になっている。
なぜ、そんな構造になっているかというと、ミツツボアリは乾燥地帯に生息しているため、たびたび食糧難にみまわれてしまうのだ。
そんな万が一の時に備えて、自分の体に蜜を蓄えておくことで食料難をのりきるというわけ。
乾燥地帯で生きていくための進化ってやつだね。
アリ社会の役割で蜜を貯める担当を決める
アリは高度な社会性を持っているといわれているが、ミツツボアリも他のアリと同様に社会性をもって生活している。
それぞれが決められた役割分担があって、食料調達係、巣を守る係などたくさんの役割分担をすることで効率化しているのだ。
このへんの役割分担は他のアリの社会にもある役割だよね。
ミツツボアリの場合は、これに蜜の貯蔵係という特別な役割分担が加わる。
貯蔵係に任命されたアリは、お腹パンパンに蜜を貯めておいて、食糧難の時には仲間に口移しで蜜を分けてあげるのだ。
ちなみに、貯蔵係はお腹が重すぎて歩くことができなくなるため、ただひたすらに巣の天井にぶら下がってじっとしている。
生涯をずーっと天井でじっとして過ごす‥。
アリは働き者だから、動かずにただただじーっとしているのはさぞかし苦痛なんじゃないかと思う(;・∀・)
でも、万が一の時に備えて、彼らの存在は必要なんだろう。
がんばれ、貯蔵係!!
人間に例えたら、自分の体くらい大きなお米の袋を持って逆さ吊りにされてるようなもんでしょ‥。
人間社会でもしそんな仕事があったらさ、それはもはやただの拷問だよww
人権侵害とかで訴えられるレベルww
ミツツボアリは文句も言わずに役割を全うするんだからエライ!!
ミツツボアリは甘くておいしい!?
そんな仲間思いのとってもえらいミツツボアリちゃんだけど、現地の人はおやつ代わりに食べちゃうんだってΣ(゚ロ、゚;)
お腹の蜜の部分をプチッとちぎって、そのまま口の中にパクッと。
味は甘くて美味しいらしいよ。
うーん‥いくら甘くて美味しくても、やっぱりアリをそのまま食べるのはちょっと抵抗が‥。
僕は遠慮しておこうかな(;・∀・)
ミツツボアリを食べる現地の人の動画
現地の人がミツツボアリを捕獲しているところから、食べるまでを撮影している動画を発見!!
よかったらご覧あれー。
どう?|ω・)
食べたくなった?ww