今回紹介する虫はキシノウエトタテグモ。
僕は聞き馴染みがないけれども、日本にしかいないクモなんだってさ。
そんなキシノウエトタテグモさんだが、とんでもない巣に住んでいるらしい。
なんでもドアが付いているのだとかwww
虫界の中でもドア付きの物件に住んでいるヤツは滅多にいないのではなかろうか?w
何故そんな巣に住むのか。
今回はキシノウエトタテグモに迫ろうと思う!!!
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キシノウエトタテグモ
キシノウエトタテグモってどんな生き物?
クモ目クモ亜目トタテグモ科。
生息地は日本。
福島県より南にいるらしい。
僕は東北っ子なので、聞いたことなかったwそういうことかw
体長は9mm~17mmほどとそんなに大きくない。
巣にドアがついている件
冒頭でも話したとおり、キシノウエトタテグモの巣にはドアが付いているのだ!!!
おおお。
とても原始的だけども虫だってことを考えると凄いw
しかも中はトンネルみたいにちゃんと綺麗に丸く掘られているのだね。
とても賢いクモだ。
動画ではドアを開けて巣の中を覗き込んでいるが、キシノウエトタテグモさんはどんな気持ちなんだろう?
え?どちらさんですか?
なんて唖然としてるのかな?w
ドアを使った狩りが凄い
なんでドアが付いてるのか。
雨風を凌ぐとか、プライバシーがあるとか、色々考えられるが、最大の理由が狩りだ!
キシノウエトタテグモさんは狩りをするときに、ドアの裏にピタリと張り付いて隠れている。
そしてドアの近くを獲物が通ったら、ドアを開けて素早く捕獲し、家の中に引きづりこむのだ!!!

忍者でいう隠れ身の術に似てない?w
人間もやるようなことをクモなのにやっちゃうって凄いよね。
しかも成功したらドアを閉めて、のんびりと食事できるし、やはりドア付きの家は素晴らしいことだらけなのだ。
絶滅危惧?!
そんなドア付きの物件に住むキシノウエトタテグモさんだが、現在は数が減少しているのだとか・・・。
下手するといなくなってしまう可能性もあるらしい。
こんな凄い特技を持っているクモがいなくなるのは惜しすぎる。
できれば巣を見つけてもドアを開けないでおいてあげよう。
少しでもキシノウエトタテグモさんが繁殖できるよう祈るのだ!!!
もしかすると、何百年後にはドアだけじゃなくて、3LDKくらいの巣になってるかもしれないしねw
そうなったら好奇心に負けて、ドアを開けちゃうだろうけどもwww