今回紹介するのはコイツ。
カモノハシ。
クチバシ付いてるし、手には水かき付いてるし、体には毛が生えてるし‥。
鳥なの?魚なの?それともラッコ的なヤツ?
見た目が独特すぎて不思議な生き物だよね。
カモノハシは見た目だけじゃなくて、とっても面白い生態をしていることでも知られている。
さっそくカモノハシのユニークな生態に迫ってみようと思う。
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カモノハシ
カモノハシってどんな生き物?
単孔目カモノハシ科。
オーストラリア東部、タスマニア島に生息している。
全長はオスが63cm、メスが55cmくらい。
体重はオスが1~3kg、メスが0.7~1.8kg。
全身が茶色の柔らかい毛で覆われていて、カモのようなクチバシを持っていて、短い可愛い脚は水かきが発達している。
肉食性で昆虫類、甲殻類、貝類、ミミズ、魚類、両生類などをエサとしてしている。
カモノハシが最初に発見された時、誰かがビーバーのような動物にカモのクチバシを縫い付けたんじゃない?と考えられていた。
確かに、無理やりクチバシをつけた感が否めないよねww
カモノハシのオスはライバルを毒で蹴散らす
カモノハシの後ろ脚には「蹴爪」と呼ばれる爪が隠されている。
オスの蹴爪は特別で、毒を分泌することができるのだ。
この毒は犬くらいの大きさの動物なら死に至らしめることができるほどの威力を持っている。
毒を使って天敵から身を守っているのだろう‥と普通なら思いたくなるのだが、カモノハシは毒の使い道が普通じゃない。
毒を使うのはメスを巡る争いの時ww
ちょww
まさかの女絡みでライバルを毒殺しちゃうの?Σ(゚ロ、゚;)
繁殖期を迎えると、メスを巡ってオス同士の命をかけた戦いが始まるのだ。
武器は両者ともに毒を仕込んだ後ろ回し蹴りww
毒を制した者がメスを制す!!
好きな女の手に入れるためなら暗殺もしちゃうんだから、カモノハシって見かけによらず情熱的だね。
カモノハシは卵を産む哺乳類
カモノハシは卵を産む哺乳類としても有名だ。
卵を産むかを哺乳類を見極める基準にしていた僕にとっては、カモノハシは目から鱗の存在ww
ちなみに、卵を産む哺乳類はカモノハシとハリモグラしかいないみたいだからかなりレアキャラと言えるだろう。
哺乳類は授乳で子育てをするのだが、カモノハシには乳首は存在しない。
それじゃあどこから乳が出るの?ってことになるんだけど、腹部にある乳腺から乳が分泌されるみたい。
卵を産む哺乳類っていうのもレアだけど、乳首がないっていうのもまたレアだねww
見た目も特殊な感じだけど、生態はもっと特殊と言えるかもしれない。
野生のカモノハシの動画
元気に泳いでいる姿が微笑ましいね。
カモノハシは見た目通り泳ぎが得意なんだけど、泳ぐときは目をつぶってるらしいww
か、可愛いww
ちなみに現在、日本の動物園などでは残念ながらカモノハシを見ることができない。
カモノハシはとても希少な生き物だから、オーストラリア国外への持ち出しは禁止されているらしい。
生きているカモノハシを見るには、今のところ現地に行くしか方法はないのかな?
残念・・(´・ω・)