アケビコノハって蛾を知っているだろうか?

こんな奴。
ちょっと羽の模様がシャレオツな蛾だ。
こやつの幼虫の姿がなんとも面白い。
なんと目玉の模様の柄が付いているのだ!!!
目玉の模様って何?w
たまたまなのか?それとも‥
そんなアケビコノハに迫ろうと思う。
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アケビコノハ
アケビコノハってどんな生き物?
チョウ目ヤガ科。
日本や中国、東南アジアからインドに生息している。
体長は幼虫で75mm、成虫で100mmほど。
目玉模様を見よ!
ゴチャゴチャ言ってても仕方がないので、アケビコノハの幼虫の目玉模様を実際に見てみよう!
これだ!!

wwwwwww
本当に目じゃんw
めっちゃ可愛いwww
ズームにしても目にしか見えない。
しかも水色の模様が潤んだ瞳に見えてさらにいい味だしてるねw


マジでアニメとかに出てくるキャラクターみたいで可愛すぎるんだがwww

これなんてトトロに出てくるまっくろくろすけみたいw
なんで目玉模様がついてるの?
これを見たら誰でも疑問に思うよねw
なんで目玉模様なのか?www
実はこれは偶然ではなくて意識して出来た模様なのだ。
理由は天敵の鳥達を怯ませるため。
鳥類はヘビを天敵としてるのだが、ヘビと目が合ったら逃げるという本能を持っている。
アケビコノハはその鳥の習性を利用して、こんな蛇の目に見える模様に進化していったんだね。
蛇に睨まれた蛙って言葉があるように、蛇の眼力はやはり凄いのだろう!

鳥類が目を見て逃げるっていうのを知ってるのも凄いし、その模様を体に表現できるってのも凄いですなぁ!!!
擬態するのは幼虫だけじゃない!
ちなみに、アケビコノハの成虫も擬態する。
より目玉っぽくなるわけじゃないよw
敵に気付かれないように、木の葉に化けるのだ!

これがその成虫。
え?
ただの木の葉じゃんって?
よく見て欲しい。

擬態したアケビコノハの成虫なのだ!
とんでもないクオリティ!!!
木の葉がいっぱい落ちてる森の中で見ても、絶対分からないだろう‥。
子供は落書きみたいな模様で可愛いけれども、大人はもう擬態のプロフェッショナルだね。
いやぁ~、生き物って本当すごいですなぁ。